マガジンサイベリア連載中の「夫婦交換ゲーム」の表紙カラーの途中です(^^;)
明日締め切りなので頑張らないと~!
コメント返しは明日からしていきますので~!
PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1【Blu-ray】/東宝
¥5,985
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犯罪者を事前に発見できる社会を舞台にした近未来SFアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」
「踊る大走査線」の本広克行監督に「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄という豪華な組合わせ!
それぞれの特色がうまくミックスされていて素晴らしい仕上がりでした(^^)
シビュラシステムによって人間の心理、性格を分析し事前に犯罪者を隔離できるようになっていた。
犯罪を行う確立が上がった者を潜在犯として処理していたのは監視官と執行官たちだった。
新人監視官として公安局刑事課一係へと配属された常守朱は早速事件現場へと駆けつける。
朱の部下となったのは狂犬のような執行官、狡噛慎也という男で…。
社会はシビュラシステムによって犯罪が未然に防がれ、人々はそのシステムに頼りきっています。
未然に事件が防がれる社会は「マイノリティ・リポート」で犯罪予知という形で描かれましたね。
この物語の恐ろしいのは人々が感情の高ぶりによって犯罪を犯しそうになると捕まることです(^^;)
「何アイツ、殺す!」とか思っただけで隔離されちゃうんですから、とても恐ろしい…。
だから人々は何も見ないように、自分の感情が高ぶらないように無関心でいるという社会なのです。
そんな社会でエリートなのは感情が高ぶらない、冷静沈着で理性的かつ論理的な人々。
逆に問題視されるのは社会に対して憤ったりする人々だったりするんですよね。
つまり義憤なんてもっての他って事で、これでは社会は何の変革もされません(^^;)
DNAによって生まれつき適正が判断される社会を描いた「ガタカ」にちょっと似てるかな。
新人捜査官の朱はどんな事にも憤らないのほほんとした性格によってエリートの道を進んでいます。
対して部下の狡噛慎也は犯罪に憤りを感じ何とかしようとする人物で問題視されてる人物。
この物語は群像劇ですが、この二人のバディ物として見る事もできます。
事件を解決していくうちに犯罪を犯してもシビュラシステムにかからない人物が現れます。
人々が絶対的な信頼を持っている社会の基盤とも言えるシステムを揺るがす存在です。
政府はこの人物の存在を隠しシステムの信頼を守ろうとしますが、主人公達は納得できません。
そして次第にシビュラシステムがどのような仕組みなのかがわかってくる…という展開になります。
物語の全体的な雰囲気はとても「セブン」に似ていますが、これは本広克行監督の趣味かなw
エリートっぽい上司と行動派の部下の友情ってトコも「踊る大走査線」と共通しますね。
シュビラシステムみたいに「魔法少女まどか☆マギカ」にも世界を監視する超越者が出て来ます。
超越者は論理的ではあるけれども、とても冷徹な結論を出すので恐ろしい存在でもあります。
このあたりの設定は虚淵玄先生的なのかなと思いました(^^)
あと最後の戦いの舞台がちょっとプロダクションI.G的なカンジがしましたねw
スウィフトの引用とかがいっぱい出てくるとかもすごくI.G的だなぁw
セル版にはいろいろ追加されてるようなのでレンタルしてみようと思いました(^^)
何度も鑑賞できる素晴らしく練り込まれたアニメでしたよ~!
もうちょっと仕事が詰まってないときに流しておきたいアニメでしたね(^^;)
第2期、劇場映画も決定してるみたいなので楽しみです(^^)
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夫婦交換ゲーム表紙カラーと「PSYCHO-PASS サイコパス」
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